中之条ビエンナーレ2019 その2 (5) 旧太子駅・赤岩地区|Laugh and grow fat

中之条ビエンナーレ2019 その2 (5) 旧太子駅・赤岩地区



中之条ビエンナーレは、群馬県吾妻郡中之条町で2年おきに開催される国際芸術祭。

8月末に中之条ビエンナーレの伊参・名久田エリアを見てきたのだが、最終日となる 9月23日、再び中之条ビエンナーレに行ってきた。

今回は、「中之条ビエンナーレ 日帰りバスツアー」の「②温泉と建築遺産を巡るコース(沢渡暮坂・六合)
」に参加し、沢渡暮坂エリアと六合エリアを巡ってきた。

沢渡暮坂エリアの後は六合エリアへ。

前回の記事はこちら。

中之条ビエンナーレ2019 その2 (1) 再び中之条へ
中之条ビエンナーレ2019 その2 (2) 旧沢田小学校
中之条ビエンナーレ2019 その2 (3) 沢渡温泉・大岩炭焼小屋
中之条ビエンナーレ2019 その2 (4) 山の上庭園・十二みます



六合エリア ー 旧太子駅

旧太子駅は、かつて群馬県吾妻郡六合村大字太子にあった国鉄 吾妻線の廃駅。

近くの群馬鉄山から京浜地区に向けて鉱石を発送していたが、鉱石輸送の廃止と吾妻線の大前方面への延伸により1970に休止、翌年廃止された。

ここは一度来てみたかった場所。  

なお、群馬鉄山の跡は強酸性の鉱泉がたまりそこにチャツボミゴケが繁殖し、現在ではチャツボミゴケ公園となっているらしい。時代とともに変わっていくんだね。


旧太子駅のホッパー跡

かなりボロボロで崩れそう



六合 ー 赤岩地区

赤石地区は、重要伝統的建造保存地区に指定されたかつて絹産業で栄えた場所。

旧長英の湯

日笠 保  「Kuniナガグツアート コレクション」



赤岩広場

白根開善学校 「六合の奏 風鈴プロジェクト」



三宅 光春 「泉水樹」

中央はこんな感じ。 泉と水です。

長栄の隠れ家 「湯本家」

江戸幕府から追われた幕末の蘭学者 高野長英を匿ったところらしい。

高野長英って、硝酸で顔を焼いて人相を変えながら逃亡生活を続けた人だよね。
こんなところにも隠れていたのか。





高田 研二郎 「GHOST」
天井に作品があるのだが、この窓の蔦も作品の一部なんだろうか。


赤岩公民館

白石 幸司 「After the dream, 2019」
何かが公民館に集合しちゃった感じ

かいこの家

かいこの家という養蚕の展示を行っている場所のはしごを登って屋根裏を覗くと見れる作品。

蚕が糸になり、最後にすばらしい着物になった。

船井 美佐 「Utopia/Boundary -かいこの夢-」

これで六合エリアは終了。

バスは中之条エリアに戻ります。

つづく。





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