青春18きっぷ長野旅

青春18きっぷの旅信州 (5) 北斎と栗の町小布施へ (2018年夏)

2018年7月21日~22日に青春18きっぷで信州に行ってきた。

2日目は、長野からスタートして、2時間ほど小布施に行ってきた。

[前回までの記事]
青春18きっぷの旅信州 (1) 旅の最初は小海線 HIGH RAIL 1375 1号 ! (2018年夏)
青春18きっぷの旅信州 (2) 草笛くるみ蕎麦と小諸城址懐古園散策 (2018年夏)
青春18きっぷの旅信州 (3) しなの鉄道を途中下車して上田城へ (2018年夏)
青春18きっぷの旅信州 (4) 夜景を見に快速ナイトビュー姨捨で姨捨駅へ。そして四季島と遭遇 (2018年夏)

長野から小布施へ

長野に来たので、早朝に善光寺の「お朝事」に行くつもりが、痛恨の寝坊。
二度寝してしまった....

ということで、次の目的地の小布施に向かう。

長野から長野電鉄に乗り、45分ほどで小布施に到着。
今回は普通電車だったが、特急料金が100円なので、時間さえ合えば特急に乗るのも楽しそう。

なお、長野鉄道はJRではないので、青春18きっぷは使えない。

小布施には8:35に到着。ただ、到着時間が早かったようで、駅前からのバスもレンタサイクルもなし。

次への移動の関係で小布施での観光時間は約2時間だったので、歩いて回ることにした。

長野電鉄

小布施駅に到着!

岩松院

小布施駅から歩いて25分ほど。暑かった。
すでに炎天下状態で、歩いている人をほとんど見かけなかった。

岩松院は、葛飾北斎の八方睨み鳳凰図があり、小林一茶ゆかりの寺。

八方睨み鳳凰図は、北斎晩年の最大の作品であり、本堂の天井に描かれている。
小林一茶についてはこのお寺で、「やせ蛙まけるな一茶これにあり」と詠んだとのこと。

あと、福島正則の霊廟もひっそりとある。
福島正則は、広島藩の大名だったので、こんなところに霊廟があるのはちょっと意外。

詳細はこちら。

曹洞宗梅洞山岩松院

小林一茶が「やせ蛙　負けるな一茶　是にあり」という句を詠んだ”蛙合戦の池”

小林一茶の句碑

福島正則の霊廟
こんなところに有るとは...

北斎館

北斎つながりってことで、岩松院から北斎館へ。

北斎館は、北斎が小布施で描いた肉筆画を中心に展示している美術館。

岩松院から徒歩15分くらい、駅からも徒歩10分くらいの小布施の中心地にある。

北斎館

北斎って30回も改号しているし、転居も93回してるんだね。初めて知った。

なんかもう、好きなことが仕事になっちゃった典型的な例なのかも。
こういう生き方には憧れないけど、絵画へののめり込み方はすごいなぁと関心してしまう。

個人的によかったのは、86歳のときに描いた上町祭屋台天井絵の「男波図」と「女波図」だった。
この波の表現がすごいなぁ。

詳細はこちら。

小布施と北斎 | 信州小布施北斎館

そういえば、　東京都墨田区の「すみだ北斎美術館」には行っていなかったな。今度行ってみよ。