2021年秋から始めた秩父三十四観音札所めぐり。
第一番札所 四萬部寺 から第三十四番水潜寺まで秩父のと美しい自然の眺めつつ一巡約100km程の巡礼の旅。
のべ5日間かけて、徒歩を中心にバスや電車の公共交通機関を使って巡った。
最終日の5日目は、第三十三番札所 菊水寺と、第三十四番札所 水潜寺を巡ってきた。
今回のコース
第三十三番札所 菊水寺と、第三十四番札所 水潜寺には最寄りのバス停までバスで移動。
10:00 西武秩父駅 ー (バス) ー 泉田バス停 ー (徒歩) ー 33番菊水寺 ー (徒歩) ー 泉田バス停 ー (バス) ー 秩父駅 ー (秩父鉄道) ー 皆野駅 ー (バス) ー 札所前バス停 ー 34番水潜寺 ー 札所前バス停 ー (バス) ー 14:30 皆野駅
菊水寺まではバスの本数が少なく、またバス停から片道35分くらい歩くことになる。
今回は、バスの時刻に間に合うように往復したため、滞在時間は10分ほどしかとれなかった。
11:10 第三十三札所 菊水寺
10:05発 西武バス 栗尾行きのバスに乗車。 そして、10:38に泉田バス停で下車。
出発は西武秩父駅
泉田バス停で下車
ここから、菊水寺までのどかな雰囲気の田舎道を35分ほど歩く。
そして、11:10に菊水寺に到着。
参道前には、「大櫻山長福寺」 と刻まれた石柱があり少し戸惑う。
かつては菊水寺は別の所あったが焼失し、その際に御本尊の聖観音は菊水寺から運び出されて長福寺に安置され、その後菊水寺は再建されず、観音霊場は長福寺を33番札所とするようになって、長福寺はいつしか菊水寺と混同されるようになったらしい。 複雑だ。
ご本尊は聖観世音菩薩。
菊水寺に到着。石柱には、「大櫻山長福寺」の文字が。
本堂
菊水寺からは再び泉田バス停へ。
菊水寺の滞在時間は10分で切り上げ、11:20に出発し泉田バス停 11:55発の西武秩父駅行きのバスの乗車を目指し、来た道を戻る。
途中には 「ようばけ」 という幅約400mに及ぶこの露頭がある。
この地層からは、パレオパラドキシア、チチブクジラ、サメ、ウミガメ等の脊椎動物化石や貝、カニ、ウニなどの化石がたくさん見つかり、特にようばけ周辺は古くから多くのカニの化石が産出されることで有名なのだそうだ。
ようばけ
13:35 第三十四番札所 水潜寺
33番菊水寺の最寄りのバス停の泉田から以下のように移動。
この秩父34観音札所巡りの巡礼で最も公共交通機関に頼った移動だった。
11:55 泉田バス停 ー (西武バス) ー 12:20 秩父駅 12:50 ー (秩父鉄道) ー 13:01 皆野駅 ー (徒歩) ー 13:05 皆野駅前バス停 13:13 ー (皆野町営バス) ー13:34 札所前バス停 ー 34番水潜寺
秩父鉄道の車両は、「秩父三社トレイン」
皆野駅。 秩父音頭のふる里なのだそうだ。
秩父音頭をしらんけど。
皆野駅からちょっと離れた皆野駅前バス停から皆野町営バスに乗車
そして、13:15に第三十四番札所 水潜寺に到着。
そうか、ここは秩父三十四観音の結願所と共に、日本百観音結願所でもあるのか。
ご本尊は千手観世音菩薩。
水潜寺に到着。 石柱には、「日本百観音結願所」の文字
苔がむした石段をあがっていく
本堂
そして、最後の札所にお参り。
秩父霊場結願成就の証。
坂東のように名前を記入するようなことはしていないらしい。 ちょっと残念。
ということで、のべ5日で秩父三十四観音を無事結願。
さて、2022年はどんなチャレンジをしようかな。
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