平安の秘仏@東京国立博物館|Laugh and grow fat

平安の秘仏@東京国立博物館

東京国立博物館に「平安の秘仏」を見に行ってきた。


櫟野寺

櫟野寺(らくやじ)は、滋賀県甲賀市にある天台宗のお寺。

現在、平成30年10月に、ご本尊十一面観音さまの33年に一度の大開帳を予定しており、本堂・文化財収蔵庫(宝物殿)の改修が行われているとのこと。

で、この宝物殿にあるご本尊十一面観音さまをはじめ、重要文化財に指定されている平安時代の仏像20体が、今、東京国立博物館に展示されている。

櫟野寺までは、東京からだと車で、東名高速道路、新東名高速道路、伊勢湾岸自動車道、東名阪自動車道、新名神高速道路と乗り継いで、甲賀市までと約 4時30分~5時間ほど。 遠い。

たぶん、こんな機会じゃないと、重要文化財では日本最大の櫟野寺の十一面観音菩薩は見に行かないのではないかと思ってる。

複生山 櫟野寺

特別展 平安の秘仏


特別展 「平安の秘仏」 は、東京国立博物館 本館特別5室で行われている。
ちょうど、フロア1つに仏像が20体展示されている。

会場図

開館15分前から並んだこともあり、この日は仏像をゆったり見ることができた。
なお、チケットは、ネットからでも買えるので事前に買ったほうが、会場でチケット購入列に並ばずに済むのでスムーズだ。

見どころはなんといっても、櫟野寺 ご本尊の十一面観音菩薩さま。
重要文化財に指定された坐像の十一面観音菩薩では日本最大で、像高は3.12m。
頭と体は1本の木から彫り出されており、台座・光背も含めると5mを超える。堂々な姿だ。

特に11面の各表情には注目。 後ろからでも十一面観音菩薩を見れるので、あまり見ることができない後面の暴悪大笑面ものぞくことができる。

他、重要文化財の薬師寺如来坐像、地蔵菩薩坐像など平安時代の20体の仏像が展示ざれている。

特別展 - 平安の秘仏

追加でのお楽しみ

東京国立博物館 には、本館の他に、法隆寺宝物館、東洋館にも仏像かあるので、見比べてみると面白い。 特にインド、中国、東南アジア、日本と 仏像が辿ってきた道を見ることができる。

東京国立博物館 仏像大好きコース(150分)
http://www.tnm.jp/modules/r_guide/index.php?controller=ex_guide&ctg=1&id=7

中国 西安

東南アジア

法隆寺

インド・ガンダーラ
ダンディーな仏像