2021年から始めた「坂東三十三観音札所めぐり」。
今回は、栃木県(下野国)の第十七番札所 満願寺 から 第二十番札所 西明寺までの4ヵ所を車を使い日帰りで一気に巡ってきた。
後編は、第十八番札所 中禅寺と第二十番札所 西明寺。
【前編はこちら】
11:30頃、第十九番札所の大谷寺近くの大谷資料館をあとにし、ナビに案内されるまま日光宇都宮道路を経由し、いろは坂でクライムヒルを味わい、中禅寺湖へ。
大谷資料館から出発し、約1時間後の12:30頃に 第十八番札所 中禅寺 に到着。
ご本尊は十一面千手観世音菩薩。
御本尊の千手観世音菩薩像は、1902年(明治35年) に暴風雨により起きた男体山の山津波により中禅寺湖に流されたが、3日後奇跡的に浮かび上がり、現在の中禅寺湖東岸に安置されたらしい。
中禅寺湖からの男体山が美しい。
中禅寺 仁王門
仁王門の裏の風神。 かわいらしい風神。
身代わりの瘤
愛染明王の絵馬がかわいい。
立木観音 本堂。 中で御本尊の千手観世音菩薩像が見れる
五大堂からの中禅寺湖の眺め。 中禅寺湖のむこうの山には雪が降っているのだろうか。
13:00 頃に中禅寺をあとにし、いろは坂のダウンヒルを体験し、日光宇都宮道路で宇都宮ICへ。
宇都宮からは一般道をひた走り、益子にある第二十番札所 西明寺へ。
西明寺には、1時間30分後の、14:30頃に到着。
ご本尊は、十一面観世音菩薩像。
西明寺は閻魔堂の「笑い閻魔」が有名だ。
西明寺 到着
茅葺屋根の立派な楼門
楼門横にある三重塔。板張り屋根が特徴的。
本堂
本堂前に結界のようなものがあり五円玉がつるしてあった。 これはなんだろう。
本堂。
本堂の欄間の彫刻がみごと。 天井画はほどんど消えてしまっているようだ。
閻魔堂の「笑い閻魔」。 大きく口を開けて笑っている。
ということで、栃木県(下野国)の4つの霊場巡りは終了。
車でまわると一気に巡れるのは良いのだが、電車やバスでの移動に比べあっけなくまわれてしまう。
個人的には、バスや電車で行くまでの工程の楽しみつつ巡りたいところだけど、残りの茨城・千葉は公共交通機関では行きにくいところもあり悩みどころ。
まあ、今後待ち構えている最大の難所の第二十一番札所 日輪寺は車で行くけどね。
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