ヨコハマトリエンナーレ2020「AFTERGLOW―光の破片をつかまえる」 に行ってきた|Laugh and grow fat

ヨコハマトリエンナーレ2020「AFTERGLOW―光の破片をつかまえる」 に行ってきた


横浜トリエンナーレ2020

横浜トリエンナーレは、3年に1度開催される現代アートの国際展。

新型コロナの影響で多くの芸術祭が中止や延期されるなか、当初より2週間遅れて2020年7月17日から開催された。

開催期間は、2020年10月11日までの予定なのだが、このコロナの状況でどうなるかわからないと思い、7月18日に見てきた。

詳細はこちら。



会場は、「横浜美術館」「プロット48」「日本郵船歴史博物館」の3箇所。

このうち、「横浜美術館」は日時予約が必要であり、「プロット48」は、横浜美術館と同日でないと入館できない。 

今回は、「横浜美術館」「プロット48」の2箇所を巡って きた。

横浜美術館

横浜美術館の全面が黒い膜で覆われている。

なんだろう? コロナ対策?などと思ったら作品だったようだ。

入館するとすぐに、ニック・ケイグの《回転する森》が見れる。
あと、個人的には、キム・ユンチュル 《クロマ》 が良かったな。

全体的に映像作品や難解な作品多い印象で2017年の「島と星座とガラパゴス」の方が見て楽しい作品が多かった気がする。


ニック・ケイグ 《回転する森》


金氏徹平 《White Discharge(フィギュア / 73)》

エヴァ・ファブレガス 《からみあい》
小腸を模した作品

キム・ユンチュル 《クロマ》
最初、黒い物体がよくわからなかったけど…

光るととってもキレイ
刻々と色彩がかわっていくのでずっと見てられる

タウス・マハチェバ 
ちょっとおかしな体操器具  

オスカー・サンティラン 《宇宙工芸船(金星)》

青野文昭


プロット48

プロット48は横浜美術館から徒歩で10分でいける。

みなとみらいにプロット48なんてあった? と思ったら旧アンパンマンこどもミュージアムの建物だった。
そのため、内部は壁紙がやぶけていたりとちょっと廃墟っぽい雰囲気。

作品としては、性的なものもあり、子供の遊び場だったところが、こんなことになっちゃって感がある。

デニス・タン 

アモル・K・パティル
カセットテープだ! なつかしい

エレナ・ノックス

エレナ・ノックス
どうみても便所の落書き
アンパンマンこどもミュージアムがどーしてこうなった

アリュアーイ・プリタン 


ラヒマ・ガンボ 《タツニア(物語)》

ハイグ・アイヴァジアン 
投げつけたチョークボールの粉の跡を残した壁と投光器で構成されるインスタレーション

ラス・リグダス

ファーミング・アーキテクツ 《空間の連立》


今回の横浜トリエンナーレは、2017年の前回と比べると、映像作品や理解が難しい作品が多い印象。

ここ最近見た芸術祭だと、「瀬戸内国際芸術祭」や「中之条トリエンナーレ」 といったものより、「あいちトリエンナーレ」に近い感じだ。

コロナ禍もあって暗い話題が多かったこともあり、考えさせられる作品はよりも、もう少し見た目楽しい作品とか驚く作品が見たかったなあ。

9月11日からは 「BankART Life Ⅵ」、「黄金町バザール2020」 も開催されるのでそちらにちょっと期待。




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