以前、NHKの「
国宝に会いに行くⅡ」の第3回「エクストリーム≪超絶≫建築 “懸造り”清水寺」を見たときに、気になった千葉県にある「笠森観音」に行ってきた。
笠森観音
笠森観音は、千葉県長生郡長南町にあり、正式名称は「天台宗 別格台本山 笠森寺」
日本唯一の四方懸造の観音堂があるお寺だ。
笠森観音
http://kasamori-ji.or.jp/
観音堂
観音堂は岩山の上に建立されており、建築様式は「四方懸造」であり、1908年に国宝となっている。
「なんでわざわざこんなところに建てたの?」って思えるくらい変わったところに立っている。
懸造としては建物を支えるため四方に61本もの束柱で支えられているとのこと。
日本で、唯一の四方懸造を採用している建物なので、一見の価値はある。
観音堂
もうちょっとアップ
観音堂のから見た境内
二天門
参道からあがってくとある門。
この門には、風神と雷神が安置されているのだが、見た目がちょっとユーモラス。
足の角度が若干きつそうなポーズ。
雷神
風神
子宝楠
参道の途中にある楠。
幹から根元には穴が開いていて、その大きな穴をくぐると子宝に恵まれるとのこと。
三本杉
根元で三本の杉がつながっているちょっと変わった杉。
アクセス方法
場所は、千葉の房総半島のちょうど真ん中あたり。
公共交通機関だとちょっと行くのが面倒なところだが、車だとアクアライン&圏央道で比較的楽に行くことができる。